東明(トンミョン)大学 日本文化体験セミナーレポート①

現在、韓国・釜山にある東明(トンミョン)大学の学生が、駿台に約1ヶ月の間、日本の言語や文化を学びに来ています。

東明(トンミョン)大学は本校が提携を持つ韓国の大学のひとつであり、卒業生の就職率が高いことや、学費のサポート制度が充実していることで知られています。

このセミナーには、日本語の授業や文化体験、本校の在校生との交流会などのプログラムが組み込まれています。文化体験では様々な日本文化の体験を通じ、日本文化への理解を深めるため、韓国語学科の駿台生たちにサポートしてもらい、様々な所へ行ってきました。

今回は、そんな文化体験の様子をご紹介します!

 和紙づくり体験 

日本橋にある老舗の和紙専門店「小津(おづ)和紙」にて、手漉き和紙の製作を体験しました。

最初に和紙作りの師匠にお手本を見せていただいてからチャレンジしましたが、実際にやってみると思ったより難しい…。上手くできなかった人は、始めから何度も作り直しました。作るのが難しかった分、出来上がった和紙を見た時の喜びはひとしおでした!

【紙すきに挑戦するソユンさん】
【出来上がった和紙を手に取り笑顔を見せるファニさん】

 歌舞伎 

歌舞伎座へ、歌舞伎を観に行って来ました。
朝9時から1時間以上並び、無事チケットを購入。

今回観た演目は『三國無雙(さんごくむそう)瓢箪(ひさごの)(めでたや) 出世太閤記』です。

農民出身でありながら、知略を尽くし戦乱の世を制し天下人へと駆け上がった豊臣秀吉の激動の約50日の物語。
市川海老蔵さん演じる秀吉の軽妙な立廻りは迫力満点でした。
暑い中、長い列に並んで観た甲斐がありましたね!

【歌舞伎座の前で集合写真】
【チケットの大行列に笑顔で並ぶ様子】

 茶道 

歌舞伎座を観た後には、茶道の体験をしに行きました。
にぎやかな歌舞伎の公演から一転、静かな茶室で心も落ち着きますね。
茶臼を使っての抹茶作りから始まり、本格的に茶道の作法をご指導いただきました。茶道の体験を通じ、日本のおもてなしの心や伝統文化の素晴らしさを学びました。

【茶臼で抹茶作りに挑戦するインガブさん】
【在校生サポーターの兒玉さんに茶碗の回し方を教わるサンギュンさん】
【七夕を(かたど)た茶菓子】
【先生と一緒に記念撮影】
【美味しい茶菓子とお抹茶にご満悦の様子】

この他にも浅草やお台場、映画館、展望台、動物園、防災体験センター等、さまざまな場所を訪れ、日本の文化を体験する機会を準備しています。

旅行では行けないような場所へ足を運んだり体験したりと、貴重な経験になりそうですね!