2022年度 日本語スピーチコンテストが開催されました
11月22日(火)に恒例の日本語スピーチコンテストが開催されました。
今年は、感染予防をしながら広いホールで行うことができました。
コンテストの司会を担当してくれたのは、グェン バオ チャンさん と オインガさんです。
堂々とした司会で会場の雰囲気を明るくしてくれました。
コンテストには、5名の留学生が出場しました。
苦労を乗り越えた話、伝統と文化を守ることの大切さ、学生自身が大切だと思い、実際にやっていること、そして人との出会いを大切にし、当たり前だと思っていることに感謝することなど、本当に素晴らしいテーマばかりでした。
手作りのうちわで出場者を応援する学生、面白い話には笑いがおこり、学びの多い話や共感できる話では、みな頷きながらスピーチを聞いていました。
その中で最優秀賞・優秀賞・健闘賞を受賞した学生を紹介します。
第1位 最優秀賞 リュウ ドウさん
“私の守りたいもの”
日本で使われる文字とモンゴルで使われる文字を見せながら、守りたいと思った文字や言語、文化についてスピーチをしてくれました。
中国(内モンゴル)出身
【和陽日本語学院】
第2位 優秀賞 グェン ティ ホン タムさん
“寂しいのはあなた一人じゃない”
一人で心細く涙を流す日もありましたが、いつも応援してくれる人が必ずいることについてスピーチをしてくれました。
クラスメイトもうちわで応援してくれていました。
ベトナム出身 【新宿日本語学校】
第3位 健闘賞 レ ティ フォンさん
“幸せの道”
幸せになるには当たり前だと思っていることに感謝をすること、嫌だなと思うことにはあまり目を向けないことだとスピーチをしてくれました。
ベトナム出身
【ヒューマンアカデミー日本語学校東京校】
母国語ではない言語で舞台に立ってスピーチをしたことは、出場者にとって貴重な体験になったと思います。スピーチを暗記して力強く話す姿にとても感動しました。入賞できなかった学生も、この日のためにたくさん練習をし、本番には堂々と自分のスピーチをすることができました。
日本語スピーチコンテストに出場したみなさん、素晴らしいスピーチを本当にありがとうございました。
来年もまた、楽しみにしています!
今回は聞くことに専念していた学生のみなさん、ぜひ来年のスピーチコンテストでは舞台の上に立ってスピーチに挑戦してください!