東明(トンミョン)大学 日本文化体験セミナーレポート②

7月から8月初旬にかけての約1ヶ月間、韓国・釜山にある東明(トンミョン)大学の学生達が日本の言語や文化を学びに来ていました。

このセミナーには、日本語の授業や文化体験、本校の在校生との交流会などのプログラムが組み込まれています。

交流会では、言語をはじめとした様々な交流を通じ、それぞれ各国への理解を深めるよい機会となりました。

今回は、そんな交流会の様子をご紹介します!

 スピードゲーム 

【ルール】
 ① グループ内で東明(トンミョン)大学生は出題者に、駿台の在校生は回答者を受け持つ。
 ② 出題者が、提示された単語を日本語とジェスチャーで説明をする。
 ③ 回答者は、提示された単語を韓国語で答える。
 ④ 正解したら次の問題へ進む。

2分以内に答えられた単語の数を競うスピードゲーム。速さが求められるのはもちろんですが、迅速に伝えるためには表現力や語彙力が求められます。どのチームも一致団結して取り組んでいました。

皆さん、日頃の学習の成果を発揮することができましたね!

国によってその単語のイメージやジェスチャーが違うというのもまた、新しい発見だったようです。

 ビンゴゲーム 

【ルール】
 ① 配られたビンゴシート(縦6列×横6列)を持ち、教室内を歩き回り、友達の名前と趣味を聞いて書き込む。
 ② まず、先生が学生の名前を呼ぶ。呼ばれた学生は、それぞれが学習している言語で簡単に自己紹介をする。
 ③ 自己紹介をした学生は、別の学生を指名し、今度はその学生が自己紹介をする。
 ④ 3列揃ったら「ビンゴ!」と叫ぶ。

3列揃えるのは、なかなか難しかったですが、お友達の名前や趣味を知ることで共通の趣味を持つ相手を見つけたりと、新たな友達ができていたようです。

各自が学んでいる言語を実際に使い、自分を表現するよい機会となりましたね。

 伝統遊び 

日本と韓国の伝統遊びを楽しみました。

日本の伝統遊びである「けん玉」と「お手玉」と、
韓国の伝統遊び「コンギノリ」と「チェギチャギ」に挑戦しました。

【コンギノリ】
コンギとは、直径1cmぐらいのプラスチックの玉のこと。
 ① コンギを5つ手に取り、投げて手の甲の上に乗せる。
 ② 甲に乗せたコンギを宙に放り落ちてくるコンギを上からキャッチする。

【チェギチャギ】
穴のある小銭を紙や布で包んで羽を作り空中に蹴り上げる遊び。日本の蹴鞠(けまり)に似ており、一度蹴り上げた羽を、落とすことのないように連続で蹴り上げる。

【けん玉】

【お手玉】

お互いの国の遊びを体験するのは初めてだという学生がほとんどでしたが、皆さん、練習するうちにぐんぐん上達していましたね。

今回の交流授業を通じお互いの国の文化に触れることで、相手の国についての理解を深めるよい機会になりました。学生同士の親睦も深まり、楽しい時間を過ごせたようです。駿台の学生も、韓国の学生と触れ合えたことがよい刺激になり、韓国語学習へのモチベーションにつながったのではないでしょうか。

皆さん、引き続き韓国語の勉強を頑張りましょう!